MDGsからSDGsへ
2000年、国連は1990年代に開催された主要な国際会議・サミットで採択された国際開発目標を結合し、ある目標をまとめます。
→ミレニアム開発目標、通称「MDGs(Millennium Development Goals)」です。
MDGsは2015年までに達成すべき国際社会共通の目標として、開発途上国の貧困・教育・健康・環境などを改善するための下記8つの目標と21のターゲットを掲げた。
目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
目標2:初等教育の完全普及の達成
目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
目標4:乳幼児死亡率の削減
目標5:妊産婦の健康の改善
目標7:環境の持続可能性確保
目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
MDGsは、途上国の人々が直面していた多くの課題を改善しました。具体的な目標値を掲げ、15年間かけて世界が一丸となって取り組んだ結果、多くの命が守られ、人々の生活環境は良くなりました。
一方で、MDGsの達成状況を国・地域・性別・年齢・経済状況などから見ると、様々な格差が浮き彫りとなり、「取り残された人々」の存在が明らかになった。
→「持続可能な開発」は、途上国だけでなく、先進国をも含む課題であったのです。
MDGsの最終年となる2015年9月、ニューヨークにある国連本部にて、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」と呼ばれる「21世紀における人間と地球の憲章」が193ヵ国の加盟国首脳により採択された。
これは、各国政府だけでなく、経済界、NGOなども参加した、数年にも及ぶ交渉を経て合意されたもので、2016年から2030年までの国際社会の指針となっている。
2030アジェンダの前文において地球規模の課題解決にあたり「大胆かつ変革的な手段をとる」ことを決意し、「誰一人取り残さないことを誓う」と示されている。
そして、このアジェンダの中核を成すのがMDGsの後継となる、、、、
「持続可能な開発目標
(SDGs:
Sustainable Development Goals)」です。
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