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SDGs 1 「貧困をなくそう」

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 世界には少ないお金で生活している人がたくさんいます。

 

 十分な食事や教育、医療サービスを受けることができる社会づくりが必要です。

 

 世界の貧困率は 2000 年以来、半分以下に低下したものの、開発途上地域では今でも 10

人に 1 人が、1日1ドル 90 セントという国際貧困ライン未満で家族と暮らしています。

また、さらに数百万人が、毎日この金額とほぼ変わらない水準で生活しています。

東アジアと東南アジアの多くの国では、大幅な前進が見られているものの、

サハラ以南アフリカでは依然として、この貧困ライン未満で暮らす人々の割合が 42%達しています。

 

 

 

 貧困とは、単に持続可能な生計を確保するための所得と資源がないことではありませ

ん。

 

 貧困は飢餓や栄養不良、教育その他基本的サービスへのアクセスの制約、社会的差別と

排除、さらには意思決定への不参加など、数多くの形を取って表れます。

 

 

 

 

「生活するためのお金が足りない」といった貧困問題を、日本には関係ない話だと思ってはいないだろうか?

 

 最近では、日本の国民の6人に1人が相対的貧困だということがわかっています。

相対的貧困とは、家族の所得が他の家族の平均的な所得の半分に満たない人々を表します。

 また「絶対的貧困」という、1日約210円以下で暮らす人々を表す言葉があります。

 

 

 貧困は生活習慣の乱れや、子供が学校に通わなくなるなどの原因となる大きな問題であ

り、日本にとって実は身近な問題となっています。

 

 6人に1人が貧困という日本の状態は、先進国の中でも10番以内に入る高い水準でありま

す。

 

 貧困に悩む家庭や人は見分けがつきにくいことも多いため、意外に感じる人もいるかもしれませんが、2015年時点では、子供の貧困率は13.9%でありました。

 

 食事を満足に食べられなかったり、大学や専門学校への進学を諦めたり、具合が悪くて

も病院に行けないなど、周囲の人にとって当たり前のことをお金がないことを理由に断念

せざるを得ないということが、日本でも各地で起こっています。

 

 

 こうした子供の貧困状態は、生活習慣の乱れ、学校等への不登校、勉強へのやる気や自

己肯定感の喪失につながり、その結果、大人になっても貧困状態が続いてしまう悪い流れ

が生じてしまいます。

 

 

 

 「先進国として恵まれているはずの日本で、貧困がなぜ生まれるのか」

 

「お金持ちと貧困に悩む人たちの格差をなくすために、私たちが協力できることは何か」

 

 

 新たな仕組みや雇用を増やす方法であったり、その他にできることを考えることが大切です。

 

 

 

 

 

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持続可能な開発ってどういうこと?

1987年に「環境と開発に関する世界委員会」が発表した内容では、「将来の世代のニーズを満たす能力を損なうことなく、今日の世代のニーズを満たすような開発」と説明している。

 

 

 その際、環境、経済、社会・文化という3つの領域において、将来に向けて開発を進めていくことが重要だと位置付けています。

 

 なぜなら、現在の私たちの生活と同じくらい豊かな生活を、将来の人々も同様におくることができる権利があるからです。

 

 「今さえよければいい」という考えはいけません。

 

 今の時代を生きる人々の間にある格差や差別をなくし、全ての人が豊かな暮らしをおくることができる社会を実現しつつ、未来の世界を生きる人々が幸せな暮らしをおくるための準備もしなければならない。

SDGsが掲げる目標と込められた想い

MDGSが貧困対策や幼児死亡率の引き下げなど8つの目標と21のターゲットで途上国の開発を目指したのに対し、SDGs全ての国を対象としているのが特徴。

 


 気候変動やエネルギー、健康や雇用といった先進国で深刻化している課題も含め、17の持続可能な開発目標とそれを支える169項目の具体的なターゲットが設定されています

 

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17の目標はカラフルなメッセージアイコンが用意され、一定のルールのもと、誰もが使えるツールとして公開されています。

 

 

SDGsは「経済」「社会」「環境」「ガバナンス(統治)」の4層構造で捉えることができる。

 

 

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また、17の目標は「People(人間)」 「Planet(地球)」

「Prosperity(豊かさ)」「Peace(平和)」「Partnership(パートナーシップ)」

 

の5つのPから始まるキーワードでも考えられる。

 

 

 

 

 

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MDGsからSDGsへ

2000年、国連は1990年代に開催された主要な国際会議・サミットで採択された国際開発目標を結合し、ある目標をまとめます。

 

ミレニアム開発目標、通称MDGsMillennium Development Goals)」です。

 

 

MDGsは2015年までに達成すべき国際社会共通の目標として、開発途上国の貧困・教育・健康・環境などを改善するための下記8つの目標と21のターゲットを掲げた。

 

 

目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅

 

目標2:初等教育の完全普及の達成

 

目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上

 

目標4:乳幼児死亡率の削減

 

目標5:妊産婦の健康の改善

 

目標6:HIV/エイズマラリア、その他の疾病の蔓延の防止

 

目標7:環境の持続可能性確保

 

目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

 

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MDGsは、途上国の人々が直面していた多くの課題を改善しました。具体的な目標値を掲げ、15年間かけて世界が一丸となって取り組んだ結果、多くの命が守られ、人々の生活環境は良くなりました。

 

一方で、MDGsの達成状況を国・地域・性別・年齢・経済状況などから見ると、様々な格差が浮き彫りとなり、「取り残された人々」の存在が明らかになった。

 

 

「持続可能な開発」は、途上国だけでなく、先進国をも含む課題であったのです。

 

 

 

 

MDGsの最終年となる2015年9月、ニューヨークにある国連本部にて、「持続可能な開発のための2030アジェンダと呼ばれる「21世紀における人間と地球の憲章」が193ヵ国の加盟国首脳により採択された。

 

これは、各国政府だけでなく、経済界、NGOなども参加した、数年にも及ぶ交渉を経て合意されたもので、2016年から2030年までの国際社会の指針となっている。

 

2030アジェンダの前文において地球規模の課題解決にあたり「大胆かつ変革的な手段をとる」ことを決意し、「誰一人取り残さないことを誓う」と示されている。

 

 

そして、このアジェンダの中核を成すのがMDGsの後継となる、、、、

 

 

「持続可能な開発目標

SDGs:

   Sustainable Development Goals)」です。

 

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SDGs誕生の背景

 ☆最近よく目にする¨SDGs¨って? 

 

 1972年:世界で初めて環境に関する国際会議「国際連合人間環境会議」がスウェーデン🇸🇪のストックホルムで開催された。

 この会議では『かけがえのない地球(Only One Earth)」のスローガンの下、世界114の国と地域が参加した。

     

 

 

 そして約2週間に及ぶ会議の結果、環境問題が人類に対する脅威であり、国際的に取り組むことを明言した『人間環境宣言』を採択した。

     

 

 また同年、国際連合は「国連環境計画(UNEP)」を創設し、国際協調による取り組みが本格的にスタート。

 

 

 1984年:「環境と開発に関する世界委員会(WCED)が設置された。

 

 

 1987年:WCEDが発表した報告書『我ら共有の未来(Our Common Future)』では、SDGsのルーツといえる『持続可能な開発(Sustainable Development)の概念が打ち出された。

 

 

 

 

 「持続可能な開発」

 →『将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発』と定義されている。

 

私たちや同じ時代に生きる人々が満たされるだけではなく、私たちの次の世代、子孫に至るまで、満足し続けていける仕組みを開発していかなければならない。

  

 

そのためには、①経済②社会③環境 のいずれも犠牲にすることなく、お互いにバランスをとって、豊かさも人も自然も持続可能な状態にしていく必要がある。

 

 

つまり、経済・社会・環境の3要素を調和させながら、現在および将来世代を繁栄させていくことが、「持続可能な開発」ということです。

 

 

 

 1992年:持続可能な開発における歴史的転換を生んだ国連環境開発会議(=地球サミット)がブラジル🇧🇷のリオデジャネイロで開催された。

→持続可能という考え方が世界的に注目された。

 

 

 

 

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